金魚

  
 
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中国においての金魚

●中国

金魚は長江下流域の浙江省近辺が発祥の地とされている。魚類の飼育としては最も歴史があり、中国では南北朝時代には既に飼育されていたが、当時はまだ一般的ではなかった。養殖が盛んに行われるようになったのは宋代に入ってからであり、明代には品種も増えた。中国の金魚は長らく皇帝・皇族・貴族・士大夫らによって飼育・愛玩されてきたものであった。

このため文化大革命においては「旧文化」として非難・攻撃・破壊の対象となり、生産・飼育とも壊滅状態に陥った。文革後日本の生産者らの協力により復興し、日本のような大量生産も始まった。庶民に流通するようになったのは改革開放政策実施後のことである。現在は中国伝統の特産物の一つとされ、生産者は政府の支援を受けるに至っている。

また「金魚(きんぎょ)」の発音は、「金余(きんよ)」と現地の言葉の発音が非常に似ているため、縁起のいいものとされている。おるほど儲かるようにという願いをこめて店の軒先に金魚、またはその置物を置くところもわずかではあるが存在する。日本でいえば、招き猫か軒先に塩を盛るのと似たようなものである。


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